『7つの習慣』とは?
『7つの習慣』を一言で説明すると、コツコツと「人格」を磨いていくことで、幸せで豊かな人生を手に入れられる!ということです。
コヴィー博士は、今の時代は、スキルやテクニックが重要視されて、人格を磨くことがおろそかになっていると教えてくれてます。
そして、人格磨きが不足しているので、「幸せ」に生きられない、「成功」が手に入らないと説いています。
また、タイトルの副題では「人格主義の回復」となっていますが、現代は、「人格主義」が忘れらてきている風潮があるからこそ、コヴィー博士は「思い出してください」「忘れないでください」との強いメッセージです。
「人格主義」を取り戻すことでしか、真の成功は手に入らないともいえます。
『7つの習慣』を学び、実践すれば確実に、幸せな成功が手にはいる、すごい書籍です!!
「人格が大事」という根拠は?
コヴィー博士による200年間にわたる「成功に関する文献」の徹底的な調査の結果から得た知見です。
幸せに成功する鍵は「人格」を磨くことにあると発見されました。
コヴィー博士が直感的に人格が大事と伝えたというものではないのです。
「200年」の歴史的調査から得ている知見というのはすごいことです。
まさに人類の叡智から導かれた「教え」です。
第一の偉大さと、第二の偉大さとは?
第一の偉大さ(人格主義)
『7つの習慣』では、成功を手に入れるためには「人格」を高めることが必要と説いています。
勇気、質素、節制、勤勉、忍耐、愛、奉仕の精神、などです。
シンデレラからは、忍耐、勇気、質素、愛、、が思い浮かびますね、、
人格主義が大変なのは、コツコツ、根気よく、育てていくもので、一夜漬けでは身につかない、地味に見える努力により身についていくもなので、即効性がない点です。
コヴィー博士いわく、真の成功者(豊かで幸せな人生、自分がやりたいことを成し遂げている人)は、このプロセスを経て最終的に手に入れていると分析しています!
第二の偉大さ(個性主義)
個性を伸ばす、コミュニケーションスキル、戦略、ポジティブシンキングが大事という考え方のことです。
下手な外科医に手術をしてもらいたくないように、技術はとても大切です。
ですから、時間をかけて身につけていく側面も必要であり、重要なパートではあります。
しかし、一方で、努力が不要、即効性が大事、時に一夜漬けで手に入る、という負の側面もはらんでいます。
例えば、ドリゼラ、アナスタシア姉妹のように、
「相手の意図(王子様)に沿おうと、優れたふりをし、魅力をふりまいて良い印象を与える」など、
偽りやテクニックの駆使という側面を持っています。
第一の偉大さ、そして、第二の偉大さの順番が重要
コヴィー博士は、最終的には、第一の偉大さ、第二の偉大さ、共に必要だと述べています。
しかし、「第二の偉大さに恵まれていても、第一の偉大さを欠いている人は多いものである。」とも述べています。
そして、なにより順番が大事です。
第一の偉大さ(人格)の土台があり、それから、第二の偉大さ(スキル、テクニック、技術)を発揮することが、
真の成功者のあり方であると、コヴィー博士は考えています。
シンデレラは『7つの習慣』に生きていた!
第一の偉大さを持っている
シンデレラの行動は、愛、勇気、忍耐があります。
きっと努力を重ねてきて身につけてきたからこその、人格が滲み出ていますね。
最初から持っているものではなく、努力して身につけたものであると想像します。
第二の偉大さも一流!
歌がとても上手。劣悪な環境の中で、家事、選択、掃除という技術も磨き上げてきています。
スキルも素晴らしいですね。
そして、容姿端麗も、内面からの美しさの反映でもあると思います。
第一、第二の偉大さ、共に優れているため、誰がどうみても、素晴らしい!と腑に落ちるのです。
ドリゼラ、アナスタシアは?
第一の偉大さが全くない!
努力、根気、愛の全てがなく、面倒なことは一切しないで、全てシンデレラにやらせています。
人格を磨く努力の姿、影も、残念ながら見当たりません。
第二の偉大さも不十分、、
歌も下手、楽器も演奏できない、根気よく練習しない、シンデレラに全てやらせる、王子様の前では偽る、、
すぐに見抜かれますね。
表面的で即効性、その場しのぎであることは明確です。
二人は、第一も第二の偉大さも持ち合わせおらず、完敗です、、
シンデレラのように憧れの人になるためには?
コツコツと人格を磨き、身につけること!
誰しも素晴らしい人のようになりたいと憧れるのは自然なことですが、、
コヴィー博士はよくセミナーなどでこのような質問を受けたそうです。
「どうすればそんなにうまくいくのですか?コツを教えてください」
この裏側の意図は、「応急処置(簡単にできる方法)を教えてください」と同義だと警鐘を鳴らします。
人格を磨くなどという面倒なプロセスはできるものなら避け、手っ取り早く上手くいく方法を教えてもらいたいという意図もはらんでいるのですね。
幸せに生きている人は、誰にも見せない努力をしている!
第一の偉大さを根気よく、コツコツと磨くことから始める必要があります。
即効性のある方法はないので、内面を鍛え、成長のラセンを昇り、継続的に努力する以外にはないのですね。
即効性、近道、ラッキーで継続的に結果を得ているわけでないのです。
並外れて、本当に充実した人生を送っている人は、見えない努力をしているということです。
子育ての現場のあるある!!
「あれかっこいい!いいな!」、「あんな風にかっこよくなりたい!」
「美しくありたい!」、「立派になりたい!」と言います。
で、そうなりたいなら、それなりの努力が必要であることを伝えると、
とたんに、「つらい、つまらない、面倒、、」になってしまいます。
子どもたち(自分に対してもですが!!)に
「努力」せずして「望む成果」は得られない!ことを、どうリアルに伝えるか?
シンデレラのDVDを子どもたちが見ていて、『7つの習慣』がシンクロしてきました。
まとめ
子どもたちが夢を叶えられるきっかけとして、子どもたちとも『7つの習慣』を実践していきたいと思っています。
子どもたちと、素敵なシンデレラの、本当の裏側の大切な部分を学び、
「努力して、手に入れる!」という気づきは得られたようです!
努力コースを主体的に選択し、努力することを誇りに思い、楽しく成長できるよう、支援できたらと思います。
そのためには僕が主体的に手本が見せられるよう努力せねば、、