人気のプロジェクト管理ツールに一生懸命「タスク」を登録したけれど、結局「タスク」が先送りされることはありませんか?
タスクが実行できなかったのは、もっと素晴らしい「プロジェクト(タスク)管理ツール」に出会えてないから、とツール探しの旅に出てしまうことはないでしょうか。
実は「タスク名」に徹底的にこだわることが、うまくいく秘訣です。
実行できる「タスク名」でないと、やる気や根性だけでは、実行に至れないものです。
プロジェクト(タスク)管理ツールは自分が好きなもの(デザインとか)を選べばよいと思います。
とにもかくにも「タスク名」が重要です。今回はタスク名のコツについて記事にしました。
うまくいかないタスク名とは
「◯◯の資料作成をする」
「◯◯プロジェクトをすすめる」
これら「タスク名」をみたときに、すぐに行動が起こせるでしょうか?
もし心の中で、
・◯◯についての資料はどこにある?
・どこまでやったのだろう?
・どこから始めるのだっけ?
・あとどのくらいで終わるのだろう?
・まだまだ先が見えない気疲れ
迷う時間、考える時間が必要な「タスク名」だと「先送り」の候補になります。
特に、慣れない「タスク」は、見ればすぐに取り掛かれるくらいに「タスクの粒度」を細かくしておくことが必須です。
タスクの粒度を細かくしていく
タスク名を見た瞬間に、考えないでも行動できるまで「タスクの粒度」を分解しましょう。
とここん「お膳立て」のタスクを作ることです。
・考えないでも手足が動く
・他の人が見ても実行できる
・5ー15分くらいの見積もり
タスク名は説明調、長くてもよい、というのがコツです。
が粒度の目安です。
具体的な「次の行動」まで落とし込む
例えば「〇〇提出書類を作成」には、以下のタスクが隠れています。
僕が実際に行ったタスク群です。
僕は「たすくま」に登録して使用しています。タスクはTodoistで登録し、日付を指定すると、実行当日には「たすくま」に入っています。
<Todoistに登録したタスク名一覧>
・参照資料(マニュアル)を机(左)のキャビネットから取り出す(1分)
(保管場所は机(左)のキャビネット内)
・参照資料を通読する(1回目)(5分)
・参照資料を精読する(2回目)(5分)
・提出用の書類(A、B、C)をピックアップし、クリアファイルに入れる(3分)
・前回提出(使用)した書類をEvernote検索しプリントアウト(3分)
・書類Aを作成(前回資料を参照)(8分)
・書類Bを作成(前回書類を参照)(8分)
・書類Cを作成(前回書類を参照)(8分)
・資料を提出(妻に渡す)
<もっと細かく指定する場合>
・「◯◯提出書類を作成」のためのタスク分解をする
・書類Aを読む
・書類Aを作成
・書類A、B、Cに印鑑を押す(3分)
・書類A、B、Cはクリアファイルに入れて参照資料と一緒に机(左)キャビネットに保管
・Evernoteのプロジェクトシートで進行状況の確認
などです。
※慣れないうちは、すべてタスク(リピート)に登録してしまったほうがよいです。
タイミングがきたら「たすくま」に登場するので、その「パート」をやるだけです。そこには考える作業(要素)は入っていません!
まとめ
「タスク名にこだわる」ことで、ほぼタスクを実行できるようになりました。
かっこよいタスク名でなく、「見れば行動できるタスク名」を考えてみることがコツです。
タスク名は説明するような文章で、長くてよいです。デジタルなので、タスク名の文字数が多くても入力の手間もあまりないです。
とにかくタスク管理ツールにどんどん入れていってみましょう。
最初はしっくりこないかもしれませんが、続けていくと段々、落とし所の粒度がみえてきますよ!