マルチタスク、複数プロジェクトをスムーズにこなすコツ 【脳の見える化】を仕組み化 具体的手順

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なぜ頭の中がモヤモヤするのか?

頭の中で覚えておけるのは3つまでです。

4つ以上になると脳は処理ができないので、モヤモヤするのです。

多くの人は、仕事、家族、仲間、自分、、など複数の役割、プロジェクトがあると思います。

そして、それぞれ、さらに細かいタスクがあるとすれば、数十以上の同時進行のタスクが動いているといえます。

そして、タスク以外にも、考えていること、アイデア、夢、目標なども頭の中にはあると思います。

これら全てを頭の中だけで処理しようとするので、永遠にモヤモヤした状態から抜け出せないのです。

この事実は、脳(記憶)に頼るのではなく、外部の仕組みを使って、「脳の見える化」を上手く利用していなかいと、マルチタスクは機能しないということです。

脳は、フル稼働、過剰な負荷を強いられ、実は疲弊しています。

マルチタスクを確実にこなしていきたい人にとっては、

この事実を真摯にリアルに受け止めることが大切です。

1.脳内(思考)を外部に完全にアウトプットする

今かかえている案件、思考、をすべて書き出す作業が第一ステップです。

忙しいからこそ、数時間を確保してでも、洗いざらい叩き出す作業をおすすめします。

何故だか分からいけれど、「常に追われている感覚」、「終わらない感覚が」あるのは、見える化ができていないだけのことが多いと思います。

書き出してみると、実は、「こんなものか」と気づくことができ、それだけでも安心できます。決して、終わらない、無限、、ということはなく、案外、もうゴールにいることが発見できます。

全てを書き出すと、思考が見える化されていくので、脳の負荷が一気にとれ、頭がかなり軽くなり、ストレスが劇的に減ります。

脳の見える化をしないのは、目を閉じたままオセロをしようとしているのと同じことです。

2.全体を可視化し、次に何をするか具体的に考える

全体が可視化できて、今の自分の立っている場所が理解できます。

脳の負荷がとれるので、無駄な脳内メモリーを消費することがなくなります。

これは、本来の脳の機能が使えるようになっている状態です。

適切な分析や判断ができるようになります。

次に何をすべきか?を考えることに集中できます。

具体的な行動の計画を立て、実行する余裕が生まれます!

パワフルに、考えることに集中しましょう。

3.ツールは一つに絞る

アナログ、デジタルを含めて、様々なツールがあります。

ポイントは、シンプルな機能が揃っていればどれでも大丈夫です。

私は、Todoistを最強パートナーツールとして使用しています。

気に入ったものを一つ選び、徹底的に使いこなすことです。

大事なのは、ツールを信じ、そのツールに、全てを一箇所に吐き出す、集めることです。

Todoistをおすすめする理由をこちらで書いています。

4.何度も、何度も、プロジェクトを「目視」で確認する習慣が大切

何度も、何度も、いつでも、どこでも、プロジェクト(全体)を目視で確認することです。

面倒がらずに「見る」ことが重要です!

ついつい、目視することを面倒になり、頭の中で「思い出そう」とするのですが、脳メモリーを消費します。

5.いつでも、どこでも、簡単にチェックできる環境を得る

例えば、Todoist は、PCでも、iPhone, iPadでも同期されるので、院長室(PC)でも、診察室(タブレット)でも、外出先(スマホ)でも、自宅のソファでリラックスしているとき(スマホ)でも、すぐにTodoist を確認できる環境があります。

パッと出して見ることができる環境があることが、実用性が格段に高まります。

いつでも、どこでも、好きなときに、思いついた時に、思考整理、プロジェクト・タスク管理ができます。

まとめ

他にも色々な優秀なツールがありますが、

僕は、Todoistを気に入り、徹底的に使用しています。

小児科医の立場、何より、練習と反復訓練が大切です。

同じものを根気よく使いつづけることで、慣れますし、成長していきます!

そして、気づけばマルチタスクに余裕が生まれます!

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この記事を書いた人

こもこじ

こもこじ

小児医療、子育て支援を通して日本を元気にすること!!が使命で、地域のかかりつけ医として活動をしています。

小児科医、経営者、7つの習慣実践会(R)認定ファシリテーター、ブロガー、仕事術

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲