なぜA店がファンで、リピートするのでしょうか?
僕は医院(クリニック)の経営をしています。
自分の医院を通して、どんな価値を提供できるか?どのように届けることができるか?
経営者として、日々このような問いをつづけ、成長すべく奮闘しています。
皆さまのお役に立ち、ファンになってもらうことができれば、経営者の冥利に尽きます!
自分たちも楽しくやりがいにもなり、喜んでもいただける最高ですよね。
どのような取り組みが必要なのでしょうか?
違う業種の経営を見せていただくことで、多くの気づき、学びをいただくことがあります。
その一つが飲食店です。
お気に入りの飲食店で、心地よい、さりげない、サービスで、贅沢な時間が過ごせることを、いつも何よりありがたく思っています。
コロナでなかなか外出できないので、自由にいつもどおり、お気に入りの飲食店で、おもてなしを受けられること、切に願い、待っています!!
そして、経営者の視点で、食事をしながら、接遇を受けながら、「なぜA店が好きなのだろう?」「A店の魅力って何?」って考えます。
飲食店以外でも、様々な接遇をしていただく中で、(良くも悪くも)、自戒の念も含め、感じることはとても多いです。
A店の素晴らしさはスタッフが作っている!
A店の料理はとても美味しくて、あの味が忘れられないので、また行きたくなるのも事実が、同じくらいかもっと大切なのは何でしょうか?
お店にいって、忙しいそうだけれど、気持ちよくWelcomeしていただき、待ち時間があったとしても、不安や不満にならない、スタッフのさりげない気遣いが、心に刺さる、、のです。
子どもが失敗をしても、スタッフの方が飛んできて、「大丈夫です、お気になさらず!」とささっと対応してくださると、「涙がでるほど嬉しく、、ほっとする、、」のです。
「また次もお世話になりたい!」って瞬間に思ってしまいます。
お客さんにとって一番の接点の多いスタッフがファンになる鍵で、また、忙しいそうに動き回ってくれている「スタッフ」がお店の大切な雰囲気を作っています。
とにかく感謝です。
表で動き回るスタッフは、お店を作る主役です。
なので、現場のスタッフの皆さんには感謝の気持ちです。
そして、シェフの料理ももちろん大切!!
凄腕の料理人が、裏で一生懸命に、炎を燃やしてバンバン(黙々)料理を作ってくれているのを、少しでも垣間見えたり、想像したりするとテンションが上がるのです。
そして、テーブルにドーンと料理が運ばれた時には、シェフありがとうございます!の気持ちです。
そう、表で躍動的に動く現場のスタッフと、裏でバンバン料理を作る料理人のチームワークがすばらしいのですね。
もうこれで、A店には、完全にファンになります。
医院の素晴らしさもスタッフ主役のチームワークが創る!!
レストランの現場を見て、医院をファンになるのも、全く同じなのだと、直感しました。
美味しい料理をいただきながら、経営の勉強までさせていただきました。
医院を受診して、受付のスタッフ、看護師さんの気遣いがあって、患者さんは救われているのです。一番、安心や安全を提供してくれる、いわば表舞台の主役です。
僕(医師)は、いわば料理人です。
どちらかというと、裏(の診察室)で、美味しい料理(きちんとした診療)を出すべく努力する役割。
医師の役割は、美味しい料理=質の高い医療を提供できるよう、日々技術の向上を目指すことも大切です。
まとめると、
スタッフが躍動的に表舞台を作ってくれていて、患者さんを癒やし、僕(医師)は裏で安心していただける料理(診療)をこなすこと、だと気づきました。
そしてそのチームワークを気持ちよくこなせる場を提供する努力をすることが経営者の大事な役割です。
まとめ
経営者としてもっと大切な気づきは、僕(お客さん、患者さん)がA店が好きなのは、表舞台のスタッフの活躍と、美味しい料理を提供してくれるシェフのチームワークが好きなのです。
そんな現場が作れるような経営者を目指していきたいと意を新たにさせていただきました。
経営者として、目指す方向性のイメージをレストラン経営から学ばせていただきました。
いつも、さりげない心遣いをいただけるスタッフと美味しい料理を提供してくれるシェフの皆さん、また伺わせていただきます。
いつもありがとうございます。