不器用でもひたむきに生きるあなたへ〜努力する姿勢が未来をひらき、人生を豊かにする理由〜

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はじめに〜ひたむきに頑張ることに迷っていませんか?〜

「どうして自分だけこんなにがむしゃらに頑張らなきゃいけないんだろう…?」
「もっと楽に、効率よく生きたほうがいいんじゃないか?」
「頑張っている自分が損をしているような気持ちになってしまう?」

そんなふうに、自分の努力やひたむきさに意味を見いだせず、悩むことはありませんか?

今の時代は、「無理せず楽に生きること」が良しとされる風潮があります。スマートに効率よく生きる姿がかっこよく見え、がむしゃらに頑張ることがどこか古くさいもののように感じられてしまうこともありますよね。

でも私は、そんな今だからこそ伝えたいことがあります。

「不器用でも、ひたむきに努力する姿勢こそが、未来をひらき、人生を豊かにする力になるのです。」

この記事では、がむしゃらに努力することに迷っているあなたへ、その意味や価値についてお伝えします。

不器用でもがむしゃらに頑張る姿勢が、人を励ます理由

効率よくスマートにこなす人を見ると、「自分は要領が悪いのでは?」と焦ることもあるかもしれません。

でも、実は人の心を動かすのは、必ずしもスマートな成功だけではありません。

むしろ、不器用でもがむしゃらに頑張る姿勢や、何度つまずいても前を向いて進もうとするその姿が、多くの人を励まし、勇気づける力を持っています。

実例〜ひたむきな努力が周りに与える影響〜

看護師Aさんのお話をします。

彼女は、仕事への高い理想を持ちながらも、時には方向性を見失ったり、周囲に流されてしまったりすることがありました。また、優しさがゆえに自分の考えをはっきりと伝えることに戸惑うこともありました。

そんな中で彼女は、何度も自分のあり方を見つめ直し、迷いながらも「やはり自分はひたむきに頑張ろう」と決意し続けました。

一度や二度でうまくいくことはありませんでしたが、挫けそうになるたびに立ち上がり、自分の信じる方向へ進もうとする姿勢は、周りの人たちにもポジティブな影響を少しずつ与えていきます。

「彼女が頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうと思える。」

そんな雰囲気が仲間からの中に芽生え、チーム全体が前向きに変わっていきました。

結果よりも、そのひたむきな姿勢こそが、周りを励まし、未来をひらく力になっていくのです。

だからこそ、不器用でもひたむきでもいい。

「今できることに真剣に向き合う」その姿勢を、どうか大切にしてください。

ビクター・フランクルの教え〜生きる意味は『態度』にある〜

心理学者ビクター・フランクルは、人が生きる意味について「3つの価値」を提唱しています。この考え方は、頑張ることに迷いを感じる人へのヒントになります。

1. 体験価値〜経験そのものに意味がある〜

努力する過程や挑戦した経験は、たとえ結果が伴わなくてもあなたの心を豊かにします。

2. 創造価値—誰かのために尽くすこと

ひたむきに取り組んだことで得た知識や経験は、必ず誰かを支える力になります。

3. 態度価値—困難にどう向き合うか

そして最も大切なのが、「態度価値(あり方、Being)」です。不器用でも真剣に取り組む姿勢そのものが、あなたの生きる価値や意義をつくり出し、周りに感動や勇気を与え、生きる感動を与えていきます。

フランクルは、「状況を変えられないときこそ、自分自身の態度を変えることが重要だ」と語っています。

だからこそ、がむしゃらに頑張ることは決して無駄ではありません。

そのひたむきさ(あり方、態度)が、あなたの価値をつくり、未来をひらく鍵になっていきます。

院長体験からのメッセージ〜不器用な私だからこそ伝えたいこと〜

実は、私自身も決して要領が良いタイプではありませんでした。

むしろ、不器用すぎて、迷いながら、何度も壁にぶつかりながらここまで歩んできました。

そんな経験を積み重ねてきたからこそ、同じように悩みや迷いを抱える人の気持ちに共感できるようになり、一緒に解決への道を探る手助けができるようになったと感じています。

このクリニックは、そんな私自身の経験や価値観をもとに築いてきた場所です。

だからこそ、効率やスマートさではなく、人としての『あり方(Being)』を一番大切にしたい。

そして、同じように不器用でもひたむきに頑張る人たちを応援し、支え合える場でありたいと強く思っています。

まとめ〜ひたむきな努力が未来をひらく力になる〜

もし今、「なぜこんなにがむしゃらに頑張らなきゃいけないんだろう?」と悩んでいるのなら、どうか思い出してください。

不器用でも、ひたむきに努力する姿勢こそが、未来をひらき、人生を豊かにする力を持っています。

私自身も、不器用な努力の積み重ねの中で、自分の道を見つけることができました。

あなたの頑張る姿は、必ず誰かを励まし、勇気を与えています。

結果を焦らず、今の自分を信じて一歩ずつ前へ進んでいきましょう。

不器用でも大丈夫。ひたむきな努力が、あなたの未来をひらきます。

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この記事を書いた人

小森塾塾長

小森塾塾長 小森広嗣

小児科医師(小森こどもクリニック理事長、院長)、人財育成コンサルタント、「7つの習慣実践会」認定ファシリテーター

小児医療、健康教育、人財育成を通し、日本を元気にすること!!が使命です。本質を考え、悩みに方向性を与える力を大切に診療、教育活動をしています。

志ある仲間と共に成長の階段を登りながら、愛のある医療チーム創りを目標に、小森塾を開校しました。

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲

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