壮大なビジョンを掲げるときの躍動感も大切
壮大なビジョンを考えることはとても大切です。
7つの習慣の実践会でも、年に1回は、年間計画およびビジョンボードの作成を行います。
この第一の創造を実行しなければ、本当に自分が望む方向や結果である、第二の創造は生まれないとも言えます。
なによりこのビジョンボードを作成する時間は、本当にワクワク、心躍る、楽しい時間です。
今年1年間は何を達成したいのか?役割ごとに心から成し遂げたいことに夢を膨らませます。
できるできないではなく、ミッションを軸に、自分は今年何をしたいのか?とにかく第一の創造をして、夢やイメージを膨らませましょう。
この時の高まる気持ちはとても大切です。
しかし、、
日々の実行は地味な作業の連続の世界?!
さあ冷静になる時間が待っています。
いざ今日から実行するフェーズに入ろうとすると、、昨日ビジョンを作った時のあの高まる気持ちはあることはあるのだけど、、すでに気持ちが萎縮していませんか?
いざビジョンを行動に移す段階になると、いつものように毎日は怒涛のごとく過ぎ、そして甘くない現実が待っていて、大きな壁が立ちはだかっている感覚になります。
また、プロジェクトや毎日のタスクに落とし込んでみると、壮大でかっこいいビジョンからすれば、実に単純な作業や地味なタスクばかりであったりして、、
あなたのテンションは下がっていきますか?!
いえいえ、下がる必要はないのです!!!
それは、、
単純作業がビジョンにつながっていることを感じよう!
ビジョンを達成するということは、毎日がかっこがよくて、楽しくて、テンションが上がるものばかりではないのです。
地味な作業の繰り返しこそが、大きなビジョンやプロジェクトの達成につながるものです。
大事なのは毎日のタスクや単純作業が、ミッションやビジョンとつながっているということを、「実感」することです。
この理想(ビジョン)と現実(毎日)のギャップを理解することがとても大切です。
スタッフにもお話するのですが、
「この◯◯の処置をすることが、この子が寝れるようになり(元気になり)、そうするとお母さんもお父さんも夜一緒にぐっすり寝れることになります。明日も頑張って子育てや仕事ができるきっかけになる、そんなお手伝いをしているのです。これは、ものすごくかけがえのない処置をしているんです。」
だから「ただ指示がでたから処置をやらされていると感じるのはもったいないし、毎日のつまらない作業の繰り返しになってしまいます。そうでなくて、その処置をしたことで、その先に子供の元気、そして親御さんの支援や応援となり、その結果、社会が元気になっていく、明るい未来や世界をつくっていく、そういう処置をしていることをしっかり身に染みて感じてください」
「そんなかけがえのない処置や対応を続けることは、当院の誇りでありミッションの実行なのです」
と伝えています。
作業がミッションと連動していることが自覚できているかどうかで、同じ「作業」が天と地の差になって、理解や実感できれば、自分も相手も、周りも、社会もHappyになれるのです。
目の前のシンプルな「作業」の連続が、かっこいいビジョンに繋がるということを真に理解することです。
やるしかないですね!!
地味、シンプル、淡々こそ楽しいし、かっこいいと思えてきます。
小さく一歩ずつロードマップを辿ろう!
「千里の道も一歩から」
どんなに難しいプロジェクトも小さくブレークダウンすれば、最終的には、地味な作業に分解されることも多いのです。
華やかに見える瞬間はごく一部で、ほとんどの時間は、コツコツと準備や地味な作業の繰り返しです。
僕は、日々、多くの小さな「行動」や「作業」が自分のミッションやビジョンと連動しているか?問いかけています。答えが「Yes」なら、余計なことを考えずに、行動や作業に集中します。
なぜならミッション=好き=楽しい=生きがいだから、連動していることが理解できれば、時にしんどいと思うときにも、結局は、四方よし=Happyに繋がると確信できるからです。
まとめ
大きなプロジェクトが完遂した経験、時に周りから驚かれる業績も、実は、シンプルな生活の中で、静寂の中で、コツコツと実践したことが大きな成果につながることを感じています。
そして、つねに、全ての行動が、ミッションとつながっていると確信が持てれば、その行動が、イケてるときも、つらいときも、楽しいときも、しくじっても、しんどい時も、全てがHappyに囲まれる時間が増えていきます。