恐怖・不安で前に進めないとき、目線を「下」から「前」に変えてみるだけで、楽しい・気持ちよい人生に変わる 吊橋(つりばし)を渡る経験から

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我が家に、プチ「吊橋(つりばし)ブーム」があり、これまでいくつかの吊橋を体験してきました。

吊橋を渡っていて、「前」を見るのか、「下」を見るのかで、「感情」や「体」の反応が、不思議なくらいに変化します。

「楽しい」と「恐怖」を行ったり来たりします。

でも、吊橋は、誰が歩いても、同じ人が歩いても、吊橋は吊橋です。揺れますが、頑丈に作れられいて、安全です。

吊橋が、渡る人を怖がらせよう、落とそう、とか、楽しませよう、とは思っていないのです。

ただ、歩く人が、「楽しい」と感じるのか、「怖い」と感じるのかを選んでいるだけなのです。

そう、吊橋=人生と考えたとき、吊橋を渡るとき、自分の人生が「楽しい」か「怖い」か、自分が選んでいる!と気づきました。

全く同じ吊橋(道)なのに、渡る人によって反応が違う!!

楽しく渡る人、恐怖におののきながら歩く人、ゆっくり歩く人、早く歩く人、同じ道を歩くのにこれだけ反応が違うのだと、人間ウォッチングをしていて感じます。

与えられた場所は同じはずなのに、これだけ、違う=生き方があるということです。

意識的にも、無意識的にも、それぞれが自分の生き方、人生を選んでいるのです。

吊橋が揺れたから怖い、と思うのも、落ちないハズで、怖いと思っているのは自分の反応なのですね。

自分の反応を観察してみると

高いところは嫌いではないのですが、落ちないと頭では理解していても、風が強くて揺れる、対向の人とすれ違うときには、ドキドキする自分がいます。

子どもたちが、揺らし始めると、「周りの人が困るから、やめて!」と一喝、、迷惑をかけると言いながら、自分が一番迷惑がっているとも、、

どうであれ、落ちることはありません。

あえていうと、写真を撮りたい衝動と、スマホを落とすのでは、、と冷や冷やしながらの気持ちとの戦いを感じました。

🔹「前を向く」か、「下を向く」かで感情、体の反応が一気変わる!!

下を向いて歩くと怖い

床板、網の隙間から下を覗き込み、「もし落ちたら、、」と考えた瞬間に、急にドキドキし、足がすくみます。心拍数も確実に上がります。Apple Watchが測定してくれています。

吊橋(下)

前を向いて歩くと楽しい(怖くない)

前を向き、遠くの景色、空を見ながら、風を感じ、楽しく吊橋を渡る子どもたちを見ていて、スリルも含めて楽しめてしまいます。爽快感ともに、心拍数も低下します。

吊橋

🔹現場(課題)の「前」を見るかか「下」を見るかで心身の反応の違いがでる!!

リアルに、体の使い方が身体をコントロールしていることを実感します。

現場は同じなのに、課題に対して、「下を向く」か、「前を向く」かで、感情が、恐怖→楽しいに激変します。体は、ドキドキしていた心拍も、穏やかに、手に汗を握るから、爽快感になります。

楽しい時間と捉えるか、怖い場所を歩かされると感じるかでも、感情(体)は、楽しにも、恐怖にもあっという間に変化します。

下を向けば=ネガティブの視点

「もし上手くいかなかったら?」「失敗したら?」「怒られたら?」と、気持ちの視点を「下」にしてしまうと、吊橋の「恐怖」と同じ状態になります。

上を向けば=ポジティブの視点

「挑戦が楽しい」「やりがい」「ゴールを達成したときを考えるとワクワクする」という「前」を見る視点です。

吊橋と同じ、場所は同じなのに、自分の「視点」によって、今やっていること(プロジェクト、目標、人生)が、例えば、「前」を見ることで、「つまらない」「不安」から「楽しい」に変化します。

🔹人生も同じこと。「下」か「前」のどちらを選ぶかは自由!!だったら自分で選ぼう。

「吊橋を渡る」ことが、「目標」や「プロジェクト」、そして「人生」を進めることも同じだと考える(例える)こともできます。

人生の道も、吊橋と同じで、「前」を向くか、「下」を向くかで、「楽しい」か「怖い」か変わってしまうのです。周り・環境は同じなのに、、

モノの数分の体験である吊橋ですら、これほど劇的に感情が変わるのですから、人生の単位で考えたら、自分がどちらを向くかで、もっともっと大きな変化、結果につながっていくことは、想像に難くないです。

課題があるならば、「前」を向く視点を選び、自分で人生のコントロールできるということでもあります。

目の前の「困った」「心配」「不安」「どうしよう」は、「前」を向く視点を選べば、一気に、「やれることをやる!」、「楽しむ!」、「やりがである!」と変えられるのです。

繰り返しますが、吊橋と同じ、現場は、あなたがどう感じるかであり、今という状況は、同じなのです。

まとめ

父、小児科医、経営者として、日々課題にぶち当たります。

気づくと「下」を向きがち、心配、ネガティブに分析をしがち、そして、モヤモヤの日々を選んでいる自分に気づけました。

物事、常に最悪を考えておくことも必要なので、「下」の状態を観察すること、全体を見渡すことも必要です。

でも、いつまでも「下」を向いていたら、誰だって調子が悪くなってしまいます。

なにより、自分が「前」か「下」を向くかは選べることに気づきました。そして、景色は一気に良い方向に変えられることをリアルに感じました。

気持ちがよい状態(「前」に戻る!)を意識して選ぶ練習をしたいと感じました。

合わせてチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

小森塾塾長

小森塾塾長 小森広嗣

小児科医師(小森こどもクリニック理事長、院長)、人財育成コンサルタント、「7つの習慣実践会」認定ファシリテーター

小児医療、健康教育、人財育成を通し、日本を元気にすること!!が使命です。本質を考え、悩みに方向性を与える力を大切に診療、教育活動をしています。

志ある仲間と共に成長の階段を登りながら、愛のある医療チーム創りを目標に、小森塾を開校しました。

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲

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