1.自分の本当に大切と思う「役割」を明確にしましょう
その「役割」は本当に自分にとって大切なものか?を本気で問う必要があります。
一度きりの人生ですから、本当に価値がある、本当にやりたい、本当に大切だと思っている、モノ、事、考えをはっきりさせておく必要があります。
周りの期待からやろうとしているのか、自分から本気でやりたいと思っているのか?
これを間違わないようにしておかなければいけません。
そのためには、普段から、自分の価値観を、繰り返し、繰り返し、問い続ける作業が必要です。
なぜなら、自分の価値観、大切に思うものって、実は、分かっているようで分かっていないものです。
周りの期待=他人の価値観
実は、周りの期待に沿わなければいけないと、自分の価値観を押し殺してやろうとしていませんか?
本当は自分の本当の気持ちに沿っていないなら、Noを言える準備をしておくことも必要です。
自分が本気でやりたいこと=本物の価値観、役割
一旦、それが本物であると言えるなら、嫌な気持ちが時に生まれても、最終目標に向けて、本気で頑張れるし、後悔のない、幸せな生き方に直結します。
本物の役割を本気で厳選していくこと、勇気を持って選択・実行することです。
やる気、本気、想いだけでは実現は厳しい、、
現代は選択肢が多くて、あれも、これも大切、やりたいことが多くて、優先順位やバランスが取れない現状もあることです。
仮にも、素晴らしい、ミッション、ビジョン、価値観を見出すことができて、いざ出陣!となったとき、
では何からすればよいのか??と、出だしから途方にくれるかもしれません。
ボクがまさにそんな状態でした。
『7つの習慣』ファシリテーターになり、人生の方向性は見えてきたのですが、大切に思う役割が多く、膨大な作業を目の前に、途方にくれる現実に直面しました。
やりたいプロジェクト、タスクが膨れ上がり、こなすだけが苦しくて、いくら成果がでても、辛い感覚が続いていました。
馬車馬のように、ひたすら膨大な作業をこなしても、追われている感覚ばかりで、疲れ果てます。
しかも、本当にやりたいことに着手できていないこともありました。
どうあがいても1日24時間しかありません!!
想いは大切だけど、、どうやったら、もう少し現実的に、バランスよくこなせるか?が課題でした。
そうなんです、仕組み作りが必要!!なのです。
2.バランスがとれる「仕組み作り」をしていきましょう!
大切な役割がバランスよく、日々の生活でこなしていけるような仕組み作りのシステムを導入することをおすすめします。
盤石な「仕組み」があれば、日々のチェック、実践、反省、調整ができ、短期的、長期的にバランスがとれます。幸せ、充実の気持ちが取れてきます。
追われることが少なくなり、日々が楽しくて、幸せで、充実感のサイクルも周っていきます。
例えば、ボクの場合
主な役割として
・小児科医
・経営者
・ブロガー
・7つの習慣(R)ファシリテーター
・父・夫・家族
・仲間
・自分(最新再生)
を掲げています。
これらはミッション、ビジョン、価値観から生み出された独自の役割で、どれも大切で、欠かせません。
ですから、小児科医は頑張るけど、父として何もしないと、決して幸せにはなれないのです。
あるいは、経営者として昇りつめたことに達成感を感じても、家族がバラバラになってしまっては、自分の使命に生きたことには絶対にならないのです。
幸せで充実するためには、全ての役割を、満遍なくこなす仕組みが必要です。
全てが必要と考えて実行計画を作っていく必要があります。
「仕組み作り」は窮屈でも、ストイックでもない!
仕組み作りというと、面倒、束縛のイメージが強くなり、自由が奪われるイメージがあるかもしれません。
そうではなく、あれもこれもやっていきたい”あなた”が、自由を得るためのパートナー、秘書さんで、なくてはならないものです。
楽しく、幸せに、充実して生きるためにも、仕組み作りは、必要だと思っています。
原則1:基本は週単位で考える
バランスのスケジューリングがしやすいのが1週間単位です。
1週間の中で、小児科医、経営者、ブロガー、家族、仲間、自分、、という役割の中で、具体的に行うタスクを一つずつスケジューリングします。
1週間単位の予定を見ながら、固定の予定(相手がある)の量にもより、
役割3~5つを目安に選び、
小児科医・・・◎◎について調べる 経営者・・・オペレーション●●を修正する 家族・・・公園に行く
1週間で、それぞれの役割から具体的なタスクとして時間割に入れていきます。
一日一善の積み重ねの凄さ
勝間和代さんいわく、
1日に0.2%の改善を1年365日続けると、1年後には約200になるのです。
小さい積み重ねがいかに大切か!!
バランスよく1日一日一善の取り組みを積み重ねていけば、
少しずつが積み上がるので、間違いなく成長していきます。
何から手をつけてよいか分からなくなり結局何もできない事態を避けていきましょう。
原則2:年単位での視点、修正を行う
例えば、資格試験のために、数ヶ月あるいは年単位、集中しないといけない時期があるかもしれません。
修行の時期、資格を取ることに頑張る時期も、いつかは次の段階に向かいます。
あるいは、子育て中のお母さん、お父さんの場合もです。
特に主婦(主夫)の方は、お子さんが小さいと、ほぼすべての時間が育児に追われる時期があると思います。
でも必ず手が離れ、そして自立していく時期がきます。
なので、年の単位で、役割のバランスを捉えればよいのです!
スキルアップに集中する時期もあれば、子育てに集中する時期もあり、◎◎の時期も大切で、そのバランスを10年の中で取ることも一つの考えかたです。
今は◎◎がウエイトが高いけれど、
それが終われば、□□の役割に切り替えていく!
長い視点では、全てこなせている!!
と考えればよいのです。
原則3:仕組み化のツールを使い倒す
1.リーダーシップ部門の管理(フランクリン・プランナー)
自分はどうありたいか?どこを目指しているのか?大切な役割や価値観は何か?
いわゆる、リーダーシップ部門が必須です。
フランクリン・プランナーがメインツールです。
ミッション、ビジョン、価値観を反復確認します。
年単位で見直し、バージョンアップしています。
2.マネジメント部門の管理(Todoist)
Todoistがメインツールです。
Todoistでは、リーダーシップ部門で定められた「役割」に対して、具体的な日々のプロジェクトを管理します。
プロジェクト毎に計画を立てていきますが、Todoistが計画を立て、具体的なタスクに落とし込むのに優れています。
Todoistの使い方のおすすめはこちらでも記事を書いています。
3.今日1日に集中するツール(たすくま) 毎日を自動運転!
Todoistでプロジェクト計画、タスクに落とし込んだら、今日の一日ですることを、「たすくま」に流します。
何より今日一日に集中していきます!
気づけば、一つのことにのめり込む、その場の雰囲気に飲まれて、ズルズルと時間が過ぎてしまうこともあります。
そうならないように、「たすくま」が、今日すべきことを教えてくれて、確実に1日をナビゲートしてくれます。
いわば、パワフルな秘書さんを雇っているのと同じです。
秘書さんの指示に従っていれば、毎日、それをこなすだけで、バランスが取れていて、充実感も得られる日々が自然と作られていきます。
まとめ
ミッション、ビジョンに沿って生き続けることが、人生を充実させ、幸せを感じながら、楽しく生きることに直結します。
そうしよう!という想いは大切ですし、想いから全てが始まりますが、いざ現実の生活を目前にすると、中々思った通りに行かないものです。
甘くない現実の生活の中で、そうあれるように、確実にナビゲートしてくれる、仕組みを持つことで、実行可能となります。
仕組み化も、繰り返し、試行錯誤しながら使っていくことで、慣れていきます。
仕組み化の一例ですが、参考にしていただけたら嬉しいです。