リーダー候補必見!「なぜ私ばかり…」から解放される心の持ち方と成長の秘訣

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あなたは、現場の中で誰よりも努力し、チームや仲間のために力を尽くそうと日々奮闘していると思います。そして 「いつか自分がリーダーとしてチームを引っ張っていきたい」 と強い想いを抱きながらも、つい

「なぜ自分ばかりがやることになってしまうのか…」「もう少しみんなも頑張ってくれたらいいのに」と、もどかしく感じることもあるかもしれません(あなたは、なんでもできてしまいますからね、、、)。

頑張れば頑張るほど周りとの温度差に悩み、孤独や疲れを感じる瞬間もあるでしょう。

また、時には 「これだけやっているのに成果が出ない」「自分は報われていない」「誰も認めてくれない」 と感じることもあるかもしれません。

でも、実は 「すぐに成果が見えない」「認められない」と感じながらも、努力を続けられること こそが、リーダーに求められる資質でもあります。

こうした迷いや不安と向き合いながら、それでも前を向いて進む力を育むことが、リーダーとして成長するための大切なステップなのです。

この記事では、古くから多くの人の心を支えてきた 「三輪空(さんりんくう)」 という考え方と、リーダーとしての信頼を築くための 「親切の心がけ」 をご紹介します。

この智慧を取り入れることで、あなたの心は軽くなり、リーダーになるために一歩前進する勇気と余裕が生まれるはずです。

「三輪空」とは?〜リーダーの心を軽くする智慧

「三輪空(さんりんくう)」とは、何かを施す時(人に何かをする時)に、次の3つにとらわれないことを意味します。

  • 施す人(自分)
  • 施される人(相手)
  • 施した行為(行為そのもの)

たとえば、チームや仲間のために手を差し伸べたり、サポートしたりする時、心のどこかで「なぜ私ばかり…」「こんなにやっているのに」と感じることはありませんか?

これは、行動に対して 「自分がやってあげた」という意識「見返り」 を求めてしまうからです。


三輪空の智慧は、こう教えてくれます。

ただ今できることを淡々と行い、結果や見返りに執着しない

この心の持ち方を意識すると、「やってあげたのに…」という不満や、「誰も気づいてくれない」という孤独感から自然と解放されます。

リーダーになるためには、周りの反応に振り回されず、自分の役割を静かに果たし続ける姿勢が大切

また、リーダーとしての成長には、 「すぐに評価されなくても淡々と行い続ける力」 が必要です。

周りが気づいてくれない、感謝されないと感じても、それでも行動を続けられる人こそが、未来の本物のリーダーとして信頼される存在になるのです。

親切の心がけ〜リーダーとしての信頼を築く

「三輪空」とつながるもう一つの智慧に、次の教えがあります。

1. 受けた親切を忘れてはならない、与えた親切を覚えてはならない

これは、リーダーとしてチームの中で信頼を築くための 心の姿勢 です。

2. 親切を受けた時〜感謝を忘れない〜

リーダーを目指すあなたも、時には周りのメンバーや仲間からサポートを受けることがあるでしょう。


例えば、忙しい時に誰かが手伝ってくれた、ミスをカバーしてくれた—そんな小さな支えが、あなたの成長を後押ししてくれているはずです。

受けた親切を忘れず、感謝をしっかりと伝える

「ありがとう」の一言や、小さな気遣いが、チームの信頼関係を深めます。そして、あなたがリーダーになった時、その感謝の姿勢こそが、メンバーに「この人のために頑張ろう」と思わせる力になります。

3. 親切を与えた時〜見返りを求めない〜

一方で、リーダー候補としてチームや仲間にサポートをする場面も多いでしょう。

たとえば、遅れているメンバーをフォローしたり、仕事のアドバイスをしたり—–あなたの行動一つひとつが、誰かの助けになっています。

でも、その時に「お礼くらい言ってくれてもいいのに…」「なんで誰も評価してくれないんだろう」と感じてしまうことはありませんか?

与えた親切を覚えてはならない

自分の行動に対して見返りを求めず、「今できることをやっただけ」と考えることで、相手の反応に一喜一憂しなくなり、心に余裕が生まれます。

「見返りを求めない親切」こそが、リーダーとしての器を育て、周りからの信頼を築くのです。

リーダー候補が日常に取り入れるための実践法

では、これらの智慧をどのように日々の行動に落とし込めば良いのでしょうか?

① 自分の行いに見返りを求めない

「これだけやったのに…」と考えるのをやめて、「これが今、自分にできることだ」と認めてあげましょう。

② 仲間やチームへの感謝を忘れない

小さなことでも「ありがとう」と伝えることで、チーム全体の雰囲気が良くなります。

③ 目の前の行動に集中する

誰のためでもなく、 「今、この瞬間に自分がやるべきこと」 に集中することを心がけてください。

これらを実践することで、周りからの信頼が自然と集まり、リーダーとしての成長につながります。

あなたの努力は必ず届き、未来の本物のリーダーをつくる

今、リーダーになるために努力しているあなたの姿は、必ず誰かが見ています。そしてその行動は、仲間やチームに確実に影響を与え、未来の信頼へとつながっていきます。

たとえすぐに評価や結果が得られなくても、 あなたの行いは巡り巡って、自分自身を成長させ、豊かな未来をつくる力 になるのです。

まとめ〜リーダーを目指すあなたへ、心を軽くして進もう〜

リーダーへの道は決して平坦ではなく、時には理解されず、孤独を感じることもあるでしょう。
でも、そんな時こそ「三輪空」と「親切の心がけ」を思い出してください。

  • 受けた親切を忘れず、感謝を伝える
  • 与えた親切を覚えず、見返りを手放す

この心の姿勢が、リーダーとしてのあなたを支え、周りの信頼を集め、前へ進む力になります。

あなたの努力は必ず誰かに届き、やがてチーム全体、そしてあなた自身の人生を豊かに彩るのです。

そして、本当の意味で、多くの迷える人を正しい方向に導き、そして助けてあげらる人=本物のリーダーに向かっていきます。

心穏やかに、軽やかに・・・今日から一歩ずつ、リーダーとしての未来へ向かって進んでいきましょう。

あなたのその姿が、きっと誰かの道しるべとなり、未来を照らす光になっていきます。

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この記事を書いた人

小森塾塾長

小森塾塾長 小森広嗣

小児科医師(小森こどもクリニック理事長、院長)、人財育成コンサルタント、「7つの習慣実践会」認定ファシリテーター

小児医療、健康教育、人財育成を通し、日本を元気にすること!!が使命です。本質を考え、悩みに方向性を与える力を大切に診療、教育活動をしています。

志ある仲間と共に成長の階段を登りながら、愛のある医療チーム創りを目標に、小森塾を開校しました。

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲

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