【書評】行動最適化大全 幸せに生きる1日最短ルートが手に入る!

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常に忙しく過ごすことが僕の性分であり、今の現状がせわしない日々になっています。

バタバタしながら日々を過ごすことが価値観の一つになっているので、自らの選択であり、充実でもあります。

とはいえ、常に行動し、結果を得るために集中し、過度な達成欲が渦巻いているのも自覚しています。

そして、時として、やりすぎから、疲労感、ストレスになってきていることも明らかでした。

正直なところ、今のままでは、また燃え尽きてしまいそう、、と直感でした。

本当は、「もっとHapyな感覚を得たい」「もっと心の余裕を取り戻したい!」と心の叫びもあり、今回の最適化大全」に出会いました。

ではバランスを取ればいいことは分かってますが、でも、現実「この状況を改善するにはどうすればよいか?」悩んでました。

本書を読んで、これらの疑問に対しての答えに導いてもらい、いくつものヒントをいただいたので共有します。

樺沢紫苑先生とは

「よく学び、よく働き、よく遊び、そして、いつも楽しくいきる!!」ことを実践、体現されている方です。

樺沢先生のこれまでの書籍を通し、そのような生き方を模範としたいと思い、学ばせていただいてきています。

僕の場合は、過去に、仕事で過集中してしまい、燃え尽きそうになった経験もあります。

僕の過去の打撃の中で、樺沢先生の書籍や動画を拝見し、バランスを取り戻すことができた経験もあり、樺沢先生はメンターの一人と思っております。

今回の、「行動最適化大全」は、樺沢先生が、これまで36冊の本を執筆されていますが、そのエッセンスが5分で理解できるという濃縮度で書かれています。

「仕事」「人間関係」「健康」「ストレス解消」について、1日の中で、ベストな行動を選択、最適化しながら、Happyな生活に向かうことができる、樺沢先生の総集編です。

今回の書籍から、学びたかったこと


忙しいことが性分な自分にとって、「どうしたら、幸せ、充実、ゆとり、つながり、を大切に、1日をHappyなものに最適かできるか?」ということです。

なぜ今の自分が余裕がないのか?焦っているのか?を解決したいと思い本書を手にとりました。

出来ていない、足りないもの

「遊び」の最適化が一番大事

「もっと本気で遊ぶこと!」が足りていないことがわかりました!

もっと本気で遊ばないと、、結局、長丁場ではいい仕事はできない!のです。

Before:

仕事や学ぶことに直結するものには貪欲なのですが、リラックスすること、娯楽の時間が、無駄に思えてしまう自分を発見しました。

仕事ばかりしていては、幸せな人生は送れないでしょう、、と書籍に述べられています。ショックですが、受け入れましょう!!

After:

娯楽を純粋に楽しむをやってみると、とにかく頭がスッキリします、そして、娯楽の中にも、学ぶことがいっぱいあります。

週末に、子供と虫取りを本気で行うために、ケツカッチんで仕事をするもの、いい刺激です!

川遊びが楽しい!ことも思い出しました!!

引き続き、

「私は自分が何をしているときが一番楽しいのか?」を楽しく考えていこうと思います。

そのためには、3行ポジティブ日記を続けます。

「仕事を楽しむ」の最適化

本当は好きなはずの仕事ですが、色々な問題が発生すると気を揉んだり、悩んだり、心配したりがつきません。

でも、その時どう反応できるかで、脳内物質が変わります。

楽しい!→「ドーパミン」:幸福ホルモン

苦しい!→「コルチゾール」:ストレスホルモン

同じ、仕事をしていても、その時に、自分が、どう思うかで分泌されるホルモンが違うということです。

「楽しい」と思うか、「苦しい」と思うかで、出てくるホルモンが違うのです。

これは衝撃です。

どうせ、同じ現場、状況なら、楽しいホルモン(ドーパミン)がでるように、思考、言動をドーパミンに変えるほうが絶対にいいです。

「ピンチをチャンスに思う」

「すべては成長につながる」

パラダイムシフトをすることで、頭の中のホルモンが違ってきます。

悩んだことがあれば、無数の書籍の中から学ぶことができます。

行動できたこと、成長できたことがあれば、毎日の3行日記で記録していくことで、実感を強化していくことが大切です。

朝散歩を日課にする

オーバーワークで脳の疲労が強くなり、イライラがでてきたときには、セロトニンが枯渇しているからだと自覚できるようになりました。

子供をバス停に送る中で、子供とのキズナも得られ、朝日もしっかり浴びられるので、頭もスッキリします。

ポイントは、10分くらいでも、時間は短くても、毎日「出来ている」実績を大切にすることだと思います。

睡眠の最適化

帰りが遅くなるため食事の時間の調整は難しいのですが、睡眠だけは絶対に確保するようにしました。

忙しい時期こそ、7−8時間は寝ると決め、実践することはできています。

「迷ったら、寝る!」がルールです。

日中のパフォーマンスはよくなりました。

もう一つ、寝る前に、難しいことを考える、作業するのは、極力減らすようにしています。

「今日1日で良かったこと、出来たこと、感謝したこと、されたこと」と思い出しながら、寝ることを習慣にしています。

ヤキモキすることは人生につきものですが、あえて、良かったことを考えながら、ニヤニヤしながら寝る練習が大切ですね。

今、実践していること!!

50の行動指針が記されていますが、「とにかくわかりやすい!!」です。

「常にリストを手元において、チェックしたい!!」

とうことで、50のリストをデスクの壁に貼らせていただきました!

気の向いたときに、目を向けて、チェックすることで、リマインドになります。

記憶は曖昧なので、「目視」することが大切です。

おわりに

今回、僕にとっての悩みである、やらずにはいられない性分のなかで、「疲れる、体が重い」の悪循環に入ってしまい、どうすべきか?が、「行動最適化大全」の熟読、実践を通して、いくつものヒントと解決が得られました。

色々な生き方のスタイルがあると思います。でも、どのような生き方であれ、どうしても、人間はバランスをとるのが苦手で、偏ってしまうものだと思います。

バランスの軌道修正をとりながら、最高の1日を手にいれていきたい方には、是非おすすめの1冊です。

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この記事を書いた人

小森塾塾長

小森塾塾長 小森広嗣

小児科医師(小森こどもクリニック理事長、院長)、人財育成コンサルタント、「7つの習慣実践会」認定ファシリテーター

小児医療、健康教育、人財育成を通し、日本を元気にすること!!が使命です。本質を考え、悩みに方向性を与える力を大切に診療、教育活動をしています。

志ある仲間と共に成長の階段を登りながら、愛のある医療チーム創りを目標に、小森塾を開校しました。

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲

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