MacとiPhone(iPad)でiCloudの役割の違い
iPhone(iPad)はバックアップ(+同期)
iPhone(iPad)は、全てのデータをiCloudに完全バックアップをすることができます。例えば、機種を乗り換えたときに、iCloud経由で、そのまま新しいiPhone(iPad)にデータを移行することができます。
Macは「同期」が主たる機能(重要)
Macでは、iPhone、iPadのようなデータ全てをバックアップする機能はiCloudにはありません。あくまで端末間(iPhone、iPad、Mac間)で同期することが主な機能です。
しかし、この「同期」機能が、Apple製品のすごさであり、僕がMacに乗り換えた理由の一つでもあります。仕事が無茶苦茶はかどります。
Macデータをバックアップ保存する
先述したようにiCloudにMacのバックアップをするという概念がありません。
例えば、iCloud driveに「◯◯フォルダ」を作成します。
この場合、「◯◯フォルダ」をiCloudに保存したとも言えますが、iPhone(iPad)にも同じ「◯◯フォルダ」として同期されてもいます。
これは、iPadで「◯◯フォルダ」の「◯◯ファイル」を消去をすると、Macからも「◯◯ファイル」のデータは消えてなくなってしまいます。
バックアップ保存の要素もあるのですが、同期の機能が強いと言えます。
・写真データ
・Ulysses
・Goodnotes5
・メモ
などなど
端末間で同期させて使用するととても便利で、これらアプリは無茶苦茶使用しています。
ただ、たとえば写真データがどこかの端末で消えてしまうリスクはあります。
このように、同期先で編集や消去をしてしまうリスクがあるため、万が一に備え、重要データのバックアップは別途しておくほうがよいと言えます。
Macのデータをバックアップする場合には、別途バックアップをする必要があります。
Time Machineでバックアップ
外付けHD(SSD)を接続し、Time Machineを稼働させておくだけです!とても簡単な操作なので行っておくとよいです。
https://support.apple.com/ja-jp/HT201250
Dropboxにバックアップ保存
コストはかかってしまいますが、僕は2TBで契約し、仕事で使用しているファイルはすべて保存しています。
まとめ
MacでのiCloudの役割は一言で「同期」です。この同期があまりにも素晴らしくなくてはならない機能だと感じています。Windows時代はこのiCloud同期ありがたみは感じきれなかったです。
一方でバックアップ保存も常に考えておく必要はあります。僕はデータの保存はこだわっているので、Time MachineとDropboxの両方に保存しています。
皆様の参考になれば幸いです。