こんにちは、小森塾塾長です。
「なぜ、あの人が行くと問題が解決し、みんなが納得し、安心するのだろう?」
「なぜ、患者さんには感謝され、満足してもらえ、結果的に本当に治ったと言われるのだろう?」
あの人が行くとなぜか現場が落ち着く、、そう不思議に思ったことはありませんか?
一方で、こんな経験はないでしょうか?
「頑張って資格を取ったのに、試験に合格したのに、昇進したのに…なぜか患者さんや仲間から頼られない。」
「一生懸命働いているのに、仕事にやりがいを感じられず、人生の充実感が得られない。」
この違いはどこから生まれるのでしょうか?
それは、技術や知識だけでは到達できない『在り方(Being)』の力が鍵を握っているのです。
技術や資格は、プロとしての基盤を支える大切な要素であり第一歩
キャリア形成と聞くと、多くの人は「資格を取る」「技術を磨く」「昇進を目指す」といった目標を思い浮かべるでしょう。
もちろん、これらはプロとしての基盤を築くための重要なステップです。
技術や資格は、プロとしての基盤を支える大切な要素であり、第一歩でもあります。
しかし、その先にどのように成長し、何を積み重ねるか・・・そこが、真のプロフェッショナル(本当に人の役にたち、助けられる人)とそうでない人を分けるポイントになります。
「利他の精神」を育てることが真のプロフェッショナルへの道
私たちのクリニックでは、患者さんに寄り添う医療を目指しています。そのためには、技術や知識だけではなく、「利他の精神」・・・つまり、他者を思いやる心(あり方=Being)を育てていくことが必要です。
他者のために何ができるかを考え、行動する。この姿勢(Being)を持ち続けることで、患者さんから信頼されるだけでなく、自分自身のやりがいも大きくなります。
私たちは、目に見える技術力を磨くと同時に、目には見えない「心の力」や「考え方」「Being」を大切にしながら成長していくことを、教育やミーティングを通じて日々実践しています。
アンパンマンに学ぶ「利他の精神」
私たちのクリニックでは、よくアンパンマンの話を例え話として用い、理解を深めています。
アンパンマンは、困っている人がいれば自分の顔を分け与えます。この行動は、支え合いや思いやりを象徴する「利他の精神」を表しています。
「強いからヒーローなのではなく、人を喜ばせるからヒーローなのだ」という考え方には、深い意味が込められています。
アンパンマンは、助けられることへの感謝と、助けることへの感謝を素直に実践し続けています。その姿勢は、他者を思いやり、心を与えることこそが真のヒーローの在り方(Being)であることを教えてくれます。
だからこそ、アンパンマンは誰からも愛される存在になっているのでしょう。
私たちも、アンパンマンのように技術を超えた在り方(Being)を大切にしながら、人を安心させ、希望を届けるプロフェッショナルを目指していきたいと考えています。
技術は手段、最終的に問われるのは「在り方」
キャリアアップや自己成長を考えるとき、つい目に見える成果・・・スキルや資格、肩書きに目を向けがちです。しかし、それ以上に重要なのは、目に見えない力—考え方や態度、心の在り方(Being)を磨くことです。
技術や知識を磨くことは、もちろん大切です。それらは人を助け、問題を解決するための「手段」として必要不可欠です。しかし、最終的に私たちが患者さんを安心や解決に導くために必要なのは、「在り方(Being)」そのものではないでしょうか。
Doing(技術や行動)を磨きながら、最終的にはBeing(在り方)の境地へと至る。
そして、そのBeingを通じて人を癒し、導き、安心を提供していく。これこそが、私たちが目指すべき真のプロフェッショナルの姿だと考えています。最終的にはBeingを磨き続けることがプロの道だと確信しています。
まとめ〜技術を超えた『在り方』で人を支え、導くプロフェッショナルに向かう〜
技術を持つことは手段に過ぎず、最終的に人を導き、安心や解決に向かわせるのは、その人自身の「在り方(Being)」です。
Doingを磨きながら、Beingの境地へと歩みを進めることが、真のプロフェッショナルとしての成長を意味すると私は信じています。
アンパンマンのように利他の精神を大切にしながら、患者さんに喜んでもらえる存在でありたいと思っています。
これからも一緒に成長しながら、充実した仕事と人生を築いていきましょう!