【開催報告】7つの習慣実践会 幸せに生きる道 基礎原則2「パラダイムと原則 7つの習慣とは」

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第2回目は、【基礎原則2】「パラダイムと原則 7つの習慣とは」です。

2020年8月30日(土)夜間の部で開催しました。

今回の第2回目は、7つの習慣を生活の中で正しく実践していくための土台づくりとなる基礎原則2を学びました。

キーワードは、「成長の連続体」と「効果性(P/PCバランス)」です。

今回の参加者は2名、お二人とも育児奮闘中、お仕事も大忙しのお母さん方。

まず最初に実践報告のシェアをしていただきました

前回の実践会から1か月が経ちました。

参加者の皆さんには、前回自己宣誓していただいた課題に取り組まれ、実践談をシェアしていただきました。お二人とも、しっかりと向き合われ、課題に取り組まれ、その成果は素晴らしく、感動をいただきました。

【復習】前回は「パラダイム」「インサイド・アウト」がキーワードでした。

あなたの「パラダイム」も(あなたにとって)正しく、私の「パラダイム」も(私にとって)正しく、どれも正しいになるのです。

「あれか、これか?」ではなく、「あれも、これも、どれも」、それぞれ正しいとなります。

そして、「パラダイム」の目で世の中を見ると、実に多様性に富むパラダイムがあることに気づきます。

相手には相手の考え(パラダイム)があり、違いはあることが自然、が腑に落ちると、相手に対してのネガティブな感情は減ります

そして、相手には、インサイド・アウトで自分の感情や言動を選び対応ができますので、現場は自然とよくなります

どちらかが正しいか?ではなく、良くするためには、何が正しい(よい)か?を考える姿勢です。

取り組みの中では、うまくこともあったけれど、なかなかうまくいかないことがまだまだ多いのも事実です。

うまくいった経験は素晴らしい、でも、うまくいかなかったこと、そんな自分の感情に気づけたことも、素晴らしい、そして望む方向に向かって一歩ずつ歩み始めているので、それも素晴らしいです。

「成長の連続体」とは?

『7つの習慣』は「成長の連続体」そのものです。

依存→自立→相互依存へと成長していく、取り組みです。相互依存では、自分一人で出す最高の結果をはるかに上回る結果を出しづつけることができる世界です。他者と深く有意義な関係を築き、他の人々が持つ莫大な能力と可能性を生かすことができる段階です。

自立できれば充分だと思っていたけれど、『7つの習慣』の真髄は、自立ではなく、相互依存にいくことがポイントです。

成長の連続体

「効果性の定義」とは?

効果性とは「いつでも、ずっと、望む結果が得られる」状態ということです。再現性がある状態です。それに対して「効果」とは一度限りの結果のことを指します。

効果性の鍵は、P/PCバランスにあります。P=成果(望む結果)、PC=成果を生み出すための能力のことです。

『7つの習慣』とは、いつでも、ずっと、望む結果を得続ける(高い効果性)ために、連続する7つの習慣(成長の連続体)を繰り返し、繰り返し、成長のらせんを描きながら、コツコツ、実践していく習慣とも言い換えられます。

それなりに、覚悟と決心は必要なのですが、得られるものは莫大です!!

今回のワークのシェア

子育て、家族の運営というのは、人間関係がより濃厚なだけに、ぶつかり合いも多く、大変。

会社や友人とのお付き合いのほうがよっぽど楽だと、一人のお母さんからお言葉ありました。

コヴィー博士は「リーダーシップの究極にして最良の試金石はファミリーにあり」と述べています。家族という最小単位でこそ上手くいけばばどこにいってもうまくできる!ということでもあります。

家族で成果を出し、そして、社会でも通ずる基礎となるということです。

「依存」と「自立」のパラダイムの違いを考えるワークからの重大な気づき

🔹こんな「依存」パラダイムを考えるワークでこんなシェアがありました。

「依存」=「あなた」というパラダイムを考えるワークです。

「あなたのせい、あなたが悪い、あなたがちゃんとしてくれれば上手くいく」、というパラダイムを考えます。

  • 「ご主人が子育てに参加することなく、子どもを放置、スマホばかりする姿にイライラする。」
  • 「あなに、もっと手伝って欲しい」
  • 「私は家事も、仕事もしているのに、、あなたは何もしてくれない」

確かに、私は頑張っているし、夫がもう少しやってくれれば助かるのは事実、、自然と、私は悪くない、悪いのは夫、、という気持ちになります。

🔹この考え方のパラダイムは?

「あなたが」、、と言っています。

ガーン、「あなた」が=依存状態なのです。

「はっ?」、こんなに頑張っているのに、依存だって???

でも、コヴィー博士は、確かにあなたはつらいし、頑張っているかもしれないけれど、「あなたが悪い」と思っている限り、それは「依存状態」ですとかなり厳しい言葉を投げかけてきます、、ショックです。

更に、コヴィー博士は、「あなたが悪いから、あなたが変わればよい、では幸せにはなれない」とも述べています。アウトサイドインのパラダイムでもあります。

そして、豊かで充実した人生を得たいなら、まずはあなたが依存(あなた)から自立(私)に向かいなさい、とコヴィー博士は言います。思考、行動を自立のパラダイムに書き換え、少しずつ実践しなさい、ということです。

🔹このパラダイムを自立のパラダイムに変えると?

私が出来ることを考える取り組みが「自立」です。

「自立」=「私は・・する」に切り替えていく練習!です。

(やってくれればいいのにと思うのではなく)(依存)

「悔しいけれど、納得しかねるけれど、でも、これは「依存」の考え方だったのか、、」と気付き、

自立のパラダイムならば、、

  • 「私から、夫にきちんと言葉でお願いする」(自立)
  • 「夫も疲れているから、休ませてあげたい、と思い、お疲れさまとねぎらう」(自立)
  • 「私がイライラしないように、今の段取りを変えていく」(自立)
  • 「計画を練り直す」(自立)

依存から自立のパラダイムに変えるこのワークは、皆さんの表情が一瞬こわばり、そして涙目になりながらのワークでした。

皆さん、急性の痛みを感じながらワークをされていました。

でも、「自立」の考え方に変えるのは苦しいけれど、すぐには腑に落ちない部分もあるけれど、幸せや望む結果を得ていくためにはやってみる」しかない気持ちになります。

ご多分に漏れず、、ボクも最初にこのワークに取り組んだときはショックとともに、衝撃的なパラダイム・シフトをしました。

でも、反復練習すれば、当たり前のパラダイムに昇格していきます!

このメッセージは、妻→夫、夫→妻、親→子、子→親、上司→部下、部下→上司、友人同士、と置き換えて、感じてみることをオススメします。

多くの人は「依存状態」でいることに気づかずに生きています。

気づきのワークをしてみることで、思った以上に、「依存」の「パラダイム」で生活していることに気付かされます。

自立できているときもあるものの、時にあなたが悪い、周りが悪い、上手く行かないのは、◎◎がいけないからだ、、と思ってしまう依存状態の自分にも気づきます。

自立の行動ができた、できなかった、変化している、自分に気づく練習が大事、そんな自分を観察する練習をしていくと、自立状態が多くなっていきます

よりよい未来に向かって生きられるようにするには、依存→自立を少しずつ増やしていきたいですね。

一気に変えることは難しいで、コツコツと、少しずつ、反復練習のマインドがよいです。

まずは出来ることから少しずつ取り組みませんか?

地味な取り組みこそが大きな変化に繋がります!

「相互依存」の世界こそ、本当の成功、幸せの段階といえます。

相互依存までの道のりは険しいと感じますよね。

結構スパルタな感じですよね?

コヴィー博士は軍人かも?!◎◎ブートキャンプに入隊してしまった!!感覚です。

でも、コツコツと練習、実践し、相互依存を目指すことが、『7つの習慣』に生きることであり、幸せな生き方に直結します!

今回もお疲れさまでした

とても深い集中力で書籍とご自身に向き合われ、深い学びと気づきをシェアいただきました。

今回もあっという間、話も盛り上がり、3時間を一気に走り抜けました。

実践会

終了後にいただいたアンケートから参加者していただいた方のお声をお届けさせていただきます!

【本日の実践会の満足度は?】

非常に満足

【本日の気づきと学び】

各ワークの中で自分が抱えている問題点を洗い出し、よりよく発展させていける方法を考える時間がとれてよかったです。

また、この本を学び続ける意味を改めて見い出しモチベーションにつながると思います。

【今後実践しようと思うこと】

今回のワークを実践に移します。

【全体の感想】

こうして3時間、『7つの習慣』を通じて、ゆっくりと自分に向き合う時間が取れることで、次の1か月の行動が変わっていくことを実感しています。

【本日の実践会の満足度は?】

非常に満足

【本日の気づきと学び】

習慣とは、成長の連続体の各レベル、効果性と効果、パラダイム、価値観と色々な棚を用意していただけた気がします。

【今後実践しようと思うこと】

相手のパラダイム、自分のパラダイムを見る、認める、否定しない。誰かに話せるように書き出してみる。今回のワークを気になった時にやる。とにかく練習!

【全体の感想】

とにかく楽しかったです!

まとめ

第1回目から参加していただくことがおすすめですが、どの回からでも学び始めることができます。

実践会で『7つの習慣』を学ぼうかどうしようか迷われているなら、まずはお試しで、参加できる回からご参加いただくことも歓迎します。

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この記事を書いた人

小森塾塾長

小森塾塾長 小森広嗣

小児医療、健康教育、人財育成、啓蒙活動を通して、日本を元気にすること!!が使命です。地域医療の小児科医として現場で診療、教育活動をしています。

小児科医、人財育成コンサルタント、「7つの習慣実践会」認定ファシリテーター、生成AIエンジニア

ストレングスファインダー:未来志向、成長促進、戦略性、達成欲、学習欲

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